2011年5月28日土曜日

root of me.

(NikonD300 Digital SLR + AF-S VR Zoom Nikkor24-120mm/ √thumm and myself.)


自分でシャッターを切らない写真の中で、

1,2を争う大切な一枚になりました。


√thumm(ルートサム)。

彼らの音楽が世界中へ届くようにと、

ずっと信じ続けています。


√thumm official Blog

2011年5月26日木曜日

Our Photo Club in Nara. -Part1-

































(NikonF801s + NIKKOR-H Auto 28mmf3.5/Kodak PORTRA160NC すべて補正無し)


僕たちの写真部は、僕にとって、

非常に特別な時間なんだって、今回よく分かった。

素敵な喜びを共有できる、その事は言うまでも無く。


普段僕は、何かお題があって撮っている。

この服をカッコ良く、とか、この人の魅力を引き出す、とか、

人から要望があったり、もしくは自主的でも、

何か決め事をして撮る様にしている。


ところが写真部、お題はない。自由な時間。

言ってみれば、家を出てから家に着くまで、ずっとシャッターチャンス。

楽しい時間を過ごす間、いかにその場で、瞬時に、

自分のお題を見つけ、落とし所を決めて、

納得のいくシャッターだけを切っていけるのか、

まるで、定期の模擬試験みたい。そんな風に、

今回初めて感じることが出来た。本当に楽しかった。








カメラは時に、贈り物をくれる。


"思い出は瞼のシャッターで、心のフィルムに"


写真なんて所詮、大切な事の脇役でしかないのかも。

2011年5月24日火曜日

nobody special.

(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/Kodak Ektar100 補正無し)


特別な人間なんていない。


みんな、普通の人間だ。おんなじ人間。

才能も、能力も、境遇も、苦悩も、幸福も。

みんな一緒。


そう、思うべきなんだ。

2011年5月19日木曜日

Her Portrait -2-. in the garden3.

(NikonF801s + Ai Nikkor50mmf1.4/FUJI Velvia50/ Frau )


Model : "uka" (Musician)


写真でよく言われること。

被写体、カメラ、撮り手、この三つで写真は創られる。

それぞれが三分の一を担ったり、

その領域を超え合って混ざり合ったり、

補い合ったりして、一枚となる。


つまりこのどれか一つが抜ければ、

ごっそりとどこか抜けたような、

物足りない写真になる。


彼女の表現に対して、

無言で感じ取り、構図を決めて、

シャッターを切る。

または僕の少ない言葉に彼女なりの解釈がされ、

お互い想像の中で作業を進める。

その時は二度と訪れない。


僕は人が好きだから、

人を撮る事は自然な事なのだと、最近思う。







「安物のカメラでは安物の写真しか撮れない。」

写真家、荒木経惟は著書でそう書いているけど、

本当の意味はきっともっと深い。撮り手が安っぽくてもだめだし。


モデルと撮り手のイメージを形に出来る、

性格の合ったカメラをチョイスするのは、

撮り手の仕事になる。

2011年5月16日月曜日

√thumm Artist Photo.

(√thumm Artist Photo by hocchirhythm.)


奈良発信生楽器テクノバンド、√thumm(ルートサム)』。

そのアーティスト写真を撮らせて頂きました。


今の僕のすべては、ルートサムのおかげと言っても過言じゃない。

三年前、僕に映像を作るきっかけをくれた。

それがなかったら、こうしてクリエイティブの世界に

片足をつっこむ事なんて、きっとなかった。

今じゃ片足どころか、死ぬまで溺れたい気分(笑)。


音楽を教えてくれたのもルートサム。

モノ作りもそう。色んな先生になってくれた。


√thummの音楽を聞いていればみんなハッピーになれるって、

最初から、今でも、

僕はずっと信じている。

self-assertive.

(NikonD300 Digital SLR + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm + SB-24)


最近、デジタルで撮る場面が続いてますが、

自分がアナログ(フィルム)から入って良かったと、

つくづく思うことばかりです。

仕組みを知っているというのは、やはり強い。

本質を理解できているはずだから。


今度の写真部では、またしっかりフィルムで撮れそうなので、

今からもう楽しみでなりません。わくわく。


フィルムカメラの台数が増えてきました。

最近の新入り、「Nikon F801s('91)」。

こいつは、不思議なカメラです。


「おい、連れてけ。オレを連れて行け。オレで撮れよ、絶対良い仕事するから。」

って、話しかけてくる。

仕方が無いから連れて行く。

やはり、ファインダーを覗いた感じが好みじゃなく、

なんか撮り辛い(笑)。

しかし、現像してみれば写りは鋭い。

僕の好みより、ちょっとシャープ過ぎるくらいに。

なんか、自己主張が強くてちょっとやりづらいんだけど、

悪い奴じゃないから付き合いが続いてく、そんな感じのカメラ。

憎めないやり手。



(IS03 Smart Phone Camera)


なんと、久しぶりに映像を作っています。

最近写真どっぷりだったのに。

果たしてゴールまで辿り着けるのか…


頑張りまうす。。

2011年5月14日土曜日

GEKKAN PROBOWLER Live @ club vijon (May.6.2011)

















































(NikonD300 Digital SLR + AF-S VR Zoom Nikkor24-120mm/ ゲッカンプロボーラー )


2011.5.6 北堀江のclub vijon(クラブビジョン)にて、

ゲッカンプロボーラーフェスタ in 大阪へ。

そしてもちろん同イベントを主催する、

ゲッカンプロボーラー』さんのライブも

飛び込みで撮影させてもらいました。


以前から名前は聞いていたものの、

実際にライブを体験させてもらうのは初めて。

度肝を抜かれました。

振り返ったら僕の相方、両手挙げて踊ってるし(笑)。


オリジナリティがギッシリと詰め込まれ、

極めてクオリティの高いその音は、

嫌でも体が反応して踊りたくなります。

当然、控えめだったフロアーのテンションも、

始まった途端みんなガンガン跳ねまくり、最後は汗だく…。


とてつもないパワーを全身で感じるライブでした。






きっと、病み付きになりますよ。

この日のライブの模様は、

コチラのYouTube』でもご覧になれます。

盛り上がりすぎてて撮影が大変…(笑)。


√thummやnuxxとも仲良しらしいので、

いつか東京にライブ見に行きたいな。。。

2011年5月9日月曜日

nuxx Live @ club vijon (May.6.2011)

















































(NikonD300 Digital SLR + AF-S VR Zoom Nikkor24-120mm/ nuxx )


ゲツプロフェスタ in 大阪にて、

"nuxx"のライブ撮影。


質の高いエレクトロを聴かせてくれるnuxx(ナックス)。

知り合ってもうニ年以上になるのかな。

最初からしびれる様なインパクトがあったけど、

素人目にも分かる進化、成長。

ライブパフォーマンスも上がっていくばかり。


彼らのライブを撮影するのは、

僕にとってはもはや、"ライフワーク"みたいなもの。

エネルギーに溢れた最高の被写体。


元気が欲しい時は、

彼らの音楽に触れれば良いのだと強く思います。


nuxx official Homepage

nuxx Myspace

2011年5月5日木曜日

Her Portrait -2-. in the garden.

(NikonF801s + Ai Nikkor50mmf1.4/Solaris200 補正無し/ Frau )


Her portrait. 『uka』.


"Frau" というユニットでボーカルを担当。

また、自らも作詞作曲を行う。


「透明感」

月並みな表現だけど、そんな言葉がよく似合う。


知り合って約三年。

撮影はまだ二度目。


その空気に圧倒されぬよう、

しっかりとファインダー越しに向き合う。







共作なんかじゃない。

ポートレートは、やっぱり対峙だ。


被写体との。そして、自分との。

2011年5月4日水曜日

repetition.

(NikonF801s + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm/Kodak Ektar100 補正無し)


たぶん、二度目の登場。


大好きなものは何度でも撮りたくなる。

その時は、全宇宙で一度だけだから。

何度でも、そのたった一つを手に入れたくなる。


それに、カメラが違う。フィルムが違う。

気分も、気温も、空気も違う。

写真はきっと、映像よりも説明的だから。


真上から、一直線、

カレーにダイブ。

2011年5月3日火曜日

refrain.

(NikonF801s + Ai Nikkor50mmf1.4/Kodak Ektar100 補正無し)


部屋の中ですか?

部屋の中です。

晴れていましたか?

暖かかったです。

外国のですか?

ヴィンテージです。

そうです。

きっと、

ヴィンテージです。

2011年5月2日月曜日

memorable.




先輩と知り合った、某カメラ店の会報誌。


ある日、その先輩から、

『お願いがあるんです。写真を載せませんか?文章も書いて欲しいのです。』

と頼まれた。

"昨年の五月に撮った写真"、というのがお題。






明らかに、異様な空気を漂わす一枚。

浮いてる(笑)。






モデルは『tony chanty(トニーチャンティ)』。

ちょうど、二度目の撮影をした頃でした。

この日は暑かったけど、

そのすべてを今でも思い出せそうなくらい、

色々な想いを焼き付けた日だったなぁ。


使ったのはこいつ。人生初の一眼レフ、"Nikon FE('78)"。

当時、使い始めてまだ三ヶ月ほどの頃。



(NikonD300 Digital SLR + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm + SB-24)



思い出してみれば、

リバーサルフィルムを使ったのがこの時で三回目。

相当気合いは入れてたと思うけど。

緊張感が程好かったんだろうな。

今見ても、まあ、決して悪くない。



(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/Kodak E100G/ tony chanty)



今度、久しぶりにライブを見に行きます。

いや、やっと、行けます。

2011年5月1日日曜日

definitely different.

(NikonD300 Digital SLR + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm + SB-24)


さんざん嫌だ嫌だと、文句ばっかり言ってた

新参カメラ、Nikon F801s('91)。

本日、一本目のフィルムが現像されて上がってきました。


見て、納得。

めちゃめちゃ描写が鋭い…。

さすがの切れ味。

ニコン一桁台のサブとして、

プロも唸らせたと言われるパフォーマンスは

どうやら健在。


カメラはレンズだ、とか、よく聞くけど、

先輩はそれだけじゃないと言ってた。

その通りだった。

レンズ一緒なのに、組み合わせるカメラ本体で、

写真のテイストがガラリと変わってしまう。

恐るべし…。。




(NikonF801s + Ai Nikkor50mmf1.4/Solaris200 補正無し)


まだお見せできませんが、

またご紹介致します。


しかし、

もし最初からこんな良いカメラ使ってたら、

有り難味も、良し悪しも、

きっと分からなかっただろうな。