2011年2月28日月曜日

catch something.

(NikonF80 + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm/FUJI NEOPAN1600 Super PRESTO)


街を歩きながら撮ることが、ますます楽しくなってきました。

それも、出来ればモノクロが良いな。

余分が生まれないところが、良いような気がします。

仲良しのDJをしている知人が、僕の写真を褒めて下さいました。

単純にすっごく嬉しいし、単純にこんなもんじゃあかん、と、

モチベーションになります。感謝。。


モノクロが気になりだしたきっかけは、一冊の本。



(NikonD300 Digital SLR + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm + SB-24)


読みやすい本でした。二日で読破。

著者の人柄が前面に表れた、柔らかな文章、空気。

写真家って、ギラギラした人が多いけど、

この人はきっとその中でも柔らかい、そんな気がしました。

そして、ところどころに挟まれた写真の数々。

やっぱりプロは、まったくもって違う。

大変、勉強になりました。


さて、街撮りが楽しくなってきた反面、

そろそろまた、ガッツリ向かい合って人を撮りたくなってきました。

毎シーズン恒例の、例の撮影もまたありますしね。

周りのモデルさん方々、どうぞ宜しくお願い致します。。

2011年2月24日木曜日

nothing special in this air.

(NikonD300 Digital SLR + Ai Nikkor50mmf1.4 + SB-24)


on my day off.

あいにくの曇り空で カメラ持って出るにはイマイチ。

たまにはのんびりも良いかな~と

一日の大半を家で過ごした。


いっつも損した気分になっちゃうから、意地でも出かけるんだけど。

今日はなんだか体も重く、

好きなオムニバスをYouTubeで見てたら

気分まで心地よく重くなってきて、あ、もういっか、と。

音楽かけて、外から子供の声とか聞こえて、

室内はストロボの弱い閃光と、

デジタルの軽くて固いシャッター音だけ。

あ、あと、オレの鼻息か。(笑)



(NikonD300 Digital SLR + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm + SB-24)


この本屋さん有名だけど、ほんと良い感じ。

平気で一時間くらい立ち読み出来ちゃうラインナップ。

また本棚買わないと、そろそろパンクする。

まだまだ他にも欲しい本や、写真集が山ほどあるのに。

まずいなぁ…。


でもやっぱり、見る、読む、って事が

何かを学ぶ上で非常に重要だと思うから。

撮る、はそこそこ実践出来てるかなと思うので。



(NikonF80 + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm/FUJI NEOPAN1600 Super PRESTO) 


また横断歩道。(笑)

モノクロは光と影が大切だから。

お天道様が待ち遠しいぜ。

来月は何を撮ろうかなぁ~。

3月って、多分写真を撮るのに向いてるのかな。

12分の1を大切に撮ることは、

12分の1を大切に過ごせるって事だと思うから。

今から手帳とにらめっこしておこう~。

2011年2月23日水曜日

wandering in the monochrome town.







(LEICA M5 + Summarit 50mmf1.5/Kodak T-MAX P3200 expired film)


期限切れフィルムはやっぱり微妙だな…


この街に来てもう5年。

にしては、なんにも知らない。

ベタなとこ全く行ったこと無い。

代わりに?貪るように街を撮ってます。

最近。


時に、横断歩道って気になる。

渡る、という動き。街を歩く中で、

行動に制限を課せられる時間。

不自由なものに惹かれるのです。

不自由は、人を育てると思っているから。

このカメラと一緒で。

2011年2月20日日曜日

little scar.

































(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak GOLD100 補正無し)
(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak E100VS)
(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/FUJICHROME SensiaⅢ 100/expired film.)
(NikonF80 + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm/Solaris400/with Photoshop retouch)
(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak GOLD100)



その一瞬をひとり占め出来るんだから、

やっぱりカメラってすごい道具だ。

①お気に入りのカフェ。レジ前の絶品スイーツにいつもノックアウト。

②街をスナップして歩いてた時の。蛍光灯が映えた緑色になった。

③こちらも行きつけのカフェ。魅惑のギャラリースペース。

④ジェットと赤信号。と、光線漏れは予定外。(泣)

⑤誰!?

2011年2月18日金曜日

leeking, not shining through.

(NikonF80 + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm/Solaris400/with Photoshop retouch)


せっかく捉えたと思ったら… 初めての光線漏れ… ガーン。。


先輩からもらったNikon F80は、どうやら修理が必要です。

前々から、ちょっと様子はおかしかったんですよね。

やたら荒れたり、エラー表示が出たり。


他にも楽しみなのを結構撮ってたのに、

当然そのすべてに光線入っちゃっててボツ。ガッカリ…。


写真を撮り始めて2年、初めての経験でした。



(NikonF80 + Ai AF Zoom Nikkor35-70mm/Solaris400/ 補正無し)


これもよく見るとやっぱり光線が入ってる。

ともあれ、そんな小さな惨事以外は本日は充実。

お気に入りのカフェで三時間以上も読書。

その後は相方k_s_kとヴィジュアリズムミーティング。

期間が開いてたので、色々とアイディアが出て興奮しました。

質の良いアイディアを出せる環境と、日々の過ごし方。

毎日のちょっとした意識が大切なんでしょうな。

ガンバロ。。

2011年2月16日水曜日

Her Portrait -1-.

(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/NATURA 1600)


ポートレート。

休日のお出かけに、カメラ持って付いていく。

路地を歩いたり、お店を見たり、ご飯食べたりしながら、

思い出したかの様に、きまぐれに撮る。

って言いながら、内心ずっとシャッターチャンスをうかがってる。


モデルとして協力してくれた友人。

自然体の純粋な魅力と、柔らかな力に溢れた人。


仕事絡みの撮影以外で、

一対一で人を撮るのは久しぶりでした。

ちょっと心配だったけど、まぁ、上出来。

天気だけは残念!しかも猛烈に寒い日で、

外ではまともに撮れなかった。






カメラってのは本当にスゴイと思う。

おっさんに僕にたくさんの事を教えてくれる。

または、教えてくれるきっかけになる。

例えば、

楽しんごが若い女の子にスゲー人気あるとか(笑)。

hanging around.

(LEICA M5 + Summarit 50mmf1.5/Kodak TRI-X 400)


カメラを片手に、ひたすら坂を登る。

これが本当に急でしんどい。

真冬だと言うのに、そのうち額から汗をたらすほど。

軽く20分以上、ひたすら登る。






カメラ持って汗かいてウロウロしてたら、

もはやそれだけで不審だから、

周囲には気を使う。いかにも、

「写真が撮りたいだけの変わり者」 を装う。


田舎の町は本当にのどかで、

陽が落ちる事が家に帰るきっかけだった頃を、

公園の子供たちを見て思い出す。

その横を、カメラを片手にしたおっさん僕がしれっと通り過ぎる。






日没まで、あと一時間くらいかな?さらに歩く。

犬の散歩をしている小学生くらいの女の子と、

すれ違う時に目が合ってニコリとされる。

あわてて僕もニコリとして返す。

オレの顔、なんか付いてた?






フェンス越しに線路、その先に「街」が見える。

町から街を眺める。そのピョコピョコ飛び出たいくつかのビルの、

多分そのうちのどっからへんで、僕はいつも仕事をしてる。

毎日の大半を過ごしている。

この辺に暮らす子供たちにとって、

ここから見える街ってどんなだろう?

知らない町が、少しずつ分かってくる気がする。

2011年2月15日火曜日

no work without flashing.

(NikonD300 Digital SLR + Auto Nikkor28mmf3.5 + SB-24)


仕事が煮詰まったから

おもむろにカメラ取り出して

大好きなマクロストロボ撮影して

同じく煮詰まる。


なにをしてんだか…。

2011年2月13日日曜日

processing.













(LEICA M5 + Summarit 50mmf1.5/ASTIA 100F 2段増感)


決め事をするなんて とても難しい。

撮り続けてないと 最近は不安になります。


つまり、点を線にする作業という事でしょうか。

良い線を引くには、やっぱりイメージでしょうか。

それとも、コンセプトでしょうか。

2011年2月12日土曜日

but, this isn't fake piece of the world.

(LEICA M5 + Summarit 50mmf1.5/FUJI PRESTO400)


写真には真実なんて写らない。

真実を知っているのは 撮った人間だけ。








 





(LEICA M5 + Summarit 50mmf1.5/FUJI PRESTO400)


だから、

そうじゃない何かを伝えなきゃいけないのに。


ちぇっ、へたっぴめ。。

2011年2月11日金曜日

underline.






















(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak GOLD100 補正無し)



そう それはまるで本を読みながら

アンダーラインを引いていくようなもの

無駄はいらないのだ ストーリーは自ら描き出す







(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/NATURA 1600/ 補正無し)


「そろそろ決め事をして撮っても良い頃かも知れないね。」

先輩にそう言われた。


だったらもっと、自分を知らなければ。

2011年2月9日水曜日

Unclear.

































(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/FUJICHROME SensiaⅢ 100/expired film.)
(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak E100VS)
(NikonF80/FUJI PRO800Z 補正無し)
(NikonFE + Auto Nikkor28mmf3.5/Kodak GOLD100 補正無し)
(NikonD300 Digital SLR + SB-24/ 船場ネオン#07)



もう一歩、前へ行きたい

もう一歩、奥へと踏み込みたいのだ。


カメラってやつは優秀だから

僕の無意識までも写し出してしまう。


もう一歩、深いところまで。


今度、ポートレートを撮ります。

2011年2月8日火曜日

distance between two.




使い始めてまだひと月の相棒、『LEICA M5』。

四本ほど撮りましたが、

まだまだ全く使いこなせていません。

てんで駄目。


真に良い道具とは持ち手を選ぶのですね。

誰が撮ってもきれいに写る訳じゃない。

ヴィンテージの楽器や、料理人の包丁と同じ。

使う側にも技量が求められます。























(LEICA M5 + Summarit 50mmF1.5/Kodak Ektar100 補正無し)



確かに、シャープネスは極めて高い。

しかし、それ以上のものにはなってない。


「一眼レフの撮り方をしている。

カメラとの感覚的な距離がまだまだ縮まっていない。」


先輩の一言。


レンズが見ている光景を

そのまま共有できる一眼レフとは違い、

レンズのとなりで窓から覗かせてもらっているのが

レンジファインダーの機構。

僕とカメラを隔てる壁を、感覚で越えなくちゃいけない。

そう、感覚で。

2011年2月7日月曜日

filmsunset.

(NikonFE + Ai Nikkor50mmf1.4/Kodak E100VS)


以前、「同じ夕陽をデジタルで撮った」から、

良かったら、比べてみて下さい。


好みの問題なんだけどさ。結局。


やっぱりフィルムだと再認識出来た。


このE100VSというフィルム、不思議。

こんなに控えめに収まるとは思ってなかった。

もっと攻撃的な色を出してくるかと。

リバーサルフィルムだから、もちろん完全ノーリタッチ。

アナログってやっぱりすごいな。

粘ってみて良かった。


さあて、撮れば撮るほど粗が出てきます。

一つ始めると、一つ抜ける。

気合い入れなおして撮っていきます。

2011年2月5日土曜日

nuxx Live @ AtlantiQs (Feb.3.2011)


































































(NikonD300 Digital SLR/ nuxx )


先日は心斎橋の"AtlantiQs"へ、

もはや親友でもある"nuxx(ナックス)"のライブ撮影へ。


ライブ前の緊張感、メンバー三人の集中力が空気を変える。

プレッシャーなど無いかのように、

ステージを飛び跳ねるボーカルの"ecco"、

冷静な表情の"ize-mac"、

ギターなど機材に囲まれたアーティスト"Gun-Hiroshi"。

クオリティの高い音楽性はもちろんの事、

ポップで、クールで、キラキラもバキバキもありの

まさしく「electro complex」。


思わず踊りながらシャッターを切らずには、いられませんでした。


音楽性とはつまり、人間性そのものだと

ある時からずっと思っています。


そしてそれは、写真もきっと同じこと。


フィルムに比べて、デジタルフォトは極めて簡単だけれど、

音と写真が、何か通じ合えればといつも思う。